Shopeeの運営費用について|出店者向け・越境EC

Shopeeの運営費用や実際の販売手数料に関する情報をお探しでしょうか。

この記事ではそのようなお悩みを持つ方向けにShopeeに関する費用について紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

Shopee運営費用|費用の種類

東南アジアで越境ECをするためにShopeeを始めたいという方でどんな種類の費用がかかるのかご紹介します。

主に3種類の費用があります。

1つ目は手数料。これは販売手数料や決済手数料が含まれます。
2つ目に送料。日本からものを送る際の送料です。Shopeeが物流に関してサポートしています。
3つ目はプロモーション費用です。楽天やアマゾンもそうだと思いますが、単純に出店しただけではものは人も目には止まりません。広告費用をかけて上位に表示する必要があるのです。

Shopee運営費用|手数料

はじめに手数料について紹介します。基本的商品が購入された時にのみ手数料が発生するため商品をShopee内に掲載するだけであれば無料です。

ですので、基本的にはものが売れた時に手数料がかかってきます。以下に紹介する3つはShopeeを運営している中で必ずかかってくる手数料になります。

販売手数料・決済手数料

商品手数料とは、商品が販売された時にかかる手数料です。一方、決済手数料は決済が完了した時にかける手数料です。これらのコミッションは国によって異なるのですが、例えばシンガポールであれば5%と2%がかかってきます。

最新の情報についてはこちらを御覧ください。

2024年6月現在、各マーケット、1ショップ目開設から90日間販売手数料無料キャンペーンを実施しているそうです。

店舗維持費用・出品手数料について

店舗維持費用及び出品にかかる手数料はかかりません。

また、ショップ運営における月額使用料などの固定費は一切かかりません。

Payoneer 出金手数料

Shopeeでは、売上金を日本の口座に移すためにPayoneerというサービスを利用しています。

その際に約2%の為替手数料が発生します。

Shopee運営費用|送料

次に送料についてです。Shopeeの配送は大きく分けて2つ存在しています。

一つはShopee Logistics Service (SLS)と言って、日本にあるShopeeの倉庫に送るだけで海外の購入者のもとにShopeeが届けてくれるサービスです。
2つ目はOther Logistics Providersと言って、Shopeeが認定した6つの配送会社による輸送であり、配送会社と販売者が直接運送約款を締結し、販売者が発送を手配します。

便利なのは1つ目のSLSで、日本のShopeeの倉庫に送るだけであとはShopeeが届けてくれるので私達販売者側は楽です。※2024年6月現在、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム向けの配送は、Shopeeの配送チャネルSLS のみが選択可能となっています。

SLSの場合、送料はセラーのいる場所からShopeeの倉庫に送るための国内の輸送費用+国際送料がかかります。

仮に200g(商品100g,梱包100g)のものを送ろうとした場合、国内送料は70円ほど(10箱まとめて1回で送った場合)です。
国際送料は4.31SGDで購入者は1.6SGDほどの送料負担が発生します。

ですので2.7SGD+70円が送料になります。

この金額が商品の何%を占めているのかは商品によって異なりますし、重量や送る国によって差は出てきますが、上記を参考にしてもらえればと思います。

詳細に関してはShopeeの公式サイトを御覧ください。

Shopee運営費用|広告及びプロモーション費用

Shopee内のマーケティングツールはいくつかあります。

販促機能

期間限定のディスカウントやバウチャーなど、各種設定することができます。日本人もそうですが、アジアの人たちはディスカウントが大好きです。このマーケティングツールこちらが主な販促機能です。

  • ディスカウント
  • バウチャー
  • バンドルセール
  • Add-onディール
  • フォロープライズ
  • レビュープライズ

結局は割引なので利益が減ってしまいますが、これらを組み合わせる事でユーザーに購入してもらったり、初期のアカウントを育てるというフェーズにおいて活用することができるでしょう。

Shopee内広告

アマゾンや楽天と同じように、Shopee内で広告を出稿することができます。主な広告は検索型と呼ばれる、ユーザーが検索した語句に応じて商品を上位に表示させるやり方です。費用はクリック単価なので効率的に配信することができます。

これらは自分で調整することができますし、はじめは小ロットのボリュームでテスト配信してみるのが良いでしょう。またディスカウントなども入れてあげると

いくつもあってわかりにくいかとは思いますが、検索型の広告が最もオーソドックスかと思います。

CCB/FSS

Shopee独自のマーケティング手法について説明します。

CCB:Coin Cashbackプログラムの略称。CCBに加入したショップで購入者がオーダーすると、購入者にコイン(ポイント)が還元される。売上の3.36%が手数料。

FSS:Free Shippingプログラムの略称。オーダー額、送料無料バウチャーの適用など一定の条件を満たせば購入者がオーダーするときの送料が無料になる。売上の3.36%が手数料。

どちらも購入者向けに大きなメリットがあるため、オーダーに繋がりやすいメリットがあります。

緑色でFree Shippingと書いてあるものがFSS,Cashbagk Vouchersと書いてあるものがCCBです。

例えばFree Shippingサービスを加入しているショップの表示について見てみましょう。

このよに赤で囲った部分が現れますし、送料無料というユーザーの検索フィルターにも引っかかることができます。FSSの場合〇〇SGD以上購入すると送料無料とセッティングでき、その金額は自分で調整できるため、この金額であれば赤字にならないという金額を決めて設定するのが良いかと思います。

Shopee運営費用|その他費用

ここまでが主な費用になります。その他、返品時の負担だったり、発送トラブルが年に数回起きてしまいますが、大きな金額にはなりません。

Shopeeの運営費用について|効果的な管理の仕方

ここまでで一通り紹介してきましたが、具体的にどのような事に気をつけて運営をしていくことで赤字販売にならずにかつ商品を最大限売ることができるでしょうか。

利益の計算は行うこと

Shopeeは決済手数料の他に、FSSなど特殊な手数料が取られてしまいます。自分がどれくらいの価格を設定しなければいけないのかは最低限把握しておきましょう。

初期金額を少し高めにしておき、セールで売る

アジアの人たちは値引きが大好きです。そしてセール期間にまとめて買うという風習があります。

ですので初期の価格は少し上げておき、セール期間中に出す価格が自分の中でも普通の価格であることが理想です。

CCBやFSSは加入してみる

これらは始めはなんの事かわからない機能かと思います。ただ一方で商品検索や商品の購入率が上がりやすいことも確かなので、加入してみて検討してみましょう。タイミングによっては30日間無料というようなキャンペーンも行っています。

Shopee出店についてもっと知りたい方へ

トラバースアジアではShopee出店サポートを随時行っています。

もしお困りの方や詳しくお話を聞きたい方はこちらまでご連絡くださいませ。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事